2022年2月10日木曜日

春節の思い出

テンダイのブログをご覧いただいている皆様こんにちは!テンダイ天津事務所の楊と申します。只今ちょうど中国春節あけ、おめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

私は80年代に生まれ、子供の頃、お正月は子供たちにとって一番幸せなことでした。お正月の数日で、その年の小さな願いをすべて楽しむことができるようです。   

ヒマワリの種

師走二十二日、お父さんとお母さんが町に行って、お正月の準備のために市場に行きます。
母はいつもひまわりの種をいくらか購入し、旧正月に家で食べるためにそれらを保存しています。

当時、ドライフルーツは主にピーナッツとひまわりの種でしたが、
特に五香粉のひまわりの種は子供たちにとってとても美味しかったです。

いとこが無邪気に言ったのを覚えています。

「お金があれば、ひまわりの種の大きな袋を買ってお腹いっぱい食べます!」

彼女の「素晴らしい」夢を聞いてそのような光景を想像すると幸福感がたっぷり感じられました。

数年後、旧正月にこれについて話したとき、いとこと私は笑わずにはいられませんでしたが、私達の子供たちは不思議に思い尋ねてきました。

「ひまわりの種がはそんなにおいしいの!?」
               
水餃子

北方の年越しの味として最も代表的なのは“ギョーザ”です。大晦日の晩ごはんは餃子で、徹夜の主役も餃子で、新年明けの朝ごはんも餃子です。

母によれば、幼い頃はお肉と白パンの餃子は旧正月にしか食べられなかったそうです。餃子は人々の生活の中で最高の地位を占めていると言えます。

正月初日の朝、母はわざと1枚か2枚かの硬貨とナツメを餃子に包んみます。それを食べる人は誰でも一年は幸運になると言われており、父はいつも私にどの餃子がアタリなのか、ヒントをくれました。

今では、夫の家族が大家族なので、大晦日のテーブルの上の食べ物は、より豊富に、にぎやかになりました。中国の旧正月の餃子がテーブルに運ばれてくると、誰もが相変わらずおいしいと褒めています。

(私の家族は少数民族の回族であり、回族自身は春節を祝いません。但し私たちは回族の集落には住んでいませんので、「郷に入れば郷に従う」ということで、地元の漢族の人々と同じように春節のお祝いをしています。漢族の春節の春聯を貼り付け、窓の飾りやその他の伝統的な儀式のほか、私の家族はいつもお祭りの祝福やお祝いで春節の雰囲気を楽しんできました。)            

大芝居を見る

記憶では、町も毎年新年に公演を行うために様々な村に行きます。 

大人も子供も太鼓の大きな音を聞くと、あっという間に通りに駆け寄り、人だかりができていました。俳優たちは、長袖を振ってヤンコダンスを踊り、木の棒を足に結びつけて支柱を踏む人もいました。子供たちの喜び、家族の暖かさを感じて、子供のころはワクワクしました。

今でも、お旧正月は中国の文化的な儀式であり、一年間最大の祭りです。 近年の新型コロナのため、それぞれの新年に影響がありますが仕方のないことですし、別の形で楽しむしかありません。 家族に電話をかけたり、子供の頃の思い出と共に大晦日の料理を作ったりして、大晦日の祝いをしている人々も多いでしょう!

新年には、コロナが早く退散するように願っています。



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