2021年9月17日金曜日

白酒を飲んでみようか

 記事をご覧の皆様、こんにちは、テンダイ営業部の劉です。

中国の白酒(パイチョウ)を飲んだことがありますか。中華料理を食べるとき、何のお酒にしようかとなった場合、たぶん紹興酒にすることが多いでしょうか。確かにアルコール度数18度前後の紹興酒は日本人には飲みなれたものです。ただ、中国では38度の白酒すら低すぎるとみられ、多くの人は50度以上のものを飲んでいます。ほかの酒類には適用されないかもしれませんが、専門家によれば、白酒の風味を最大限に表現できる度数は52~54度の間になります。53度の茅台酒、52度五糧液をはじめ、有名なブランド品の度数が大体その辺りになっています。



白酒のことをもっと詳しく言うと、香型という香りと味による分類方法があります。白酒の香型は何種類かありますが、濃香型、醤香型、清香型の3種類で90%のシェアを占めます。ネットで調べても香型についての日本語の説明は少なく、専門用語ばかりの説明を読んでもわかりにくいですが、実際に飲んだらすぐわかると思います。あえて説明すると、どちらもアルコールの匂いが強烈ですが、清香型はややさっぱりしており、濃香型は文字通りの濃厚な香りがあり、醤香型はそれ以上の複雑なエステル香がします。

テンダイは酒類輸出入業務に取り掛かり、中国の白酒を日本に輸入することも検討しています。日本に滞在する中国人のお客様向けの市場はもちろん、それ以上に、より多くの日本人のお客様にも紹介できればと思います。

中華料理には、ビール・日本酒・焼酎、そして酸味のある紹興酒などもよく合いますが、特徴のある各地方料理にこだわらず中華料理を全体的に言うと、やはり白酒との相性が最もよいです。一部の和食にもあうかもしれません。


※ピサと白酒の新鮮な組み合わせ、でも面白い。



ストレートで飲むことが多いですが、白酒は蒸留酒(ウオッカ、ジン、テキーラ、ラム酒など)の一つになるので、カクテルのベースにもなれます。ある記事によれば、多くの日本人にとっては飲む機会も少なく知名度も低い白酒だが、飲んでみてファンになる人も増えてきており、特に白酒カクテルは女性客から人気ということです。


※輸出専用に開発された「MING RIVER」白酒とそれで作ったカクテル



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